キーワード
情報教育、教育とコンピュータ、e-learning、HCI、日本語教育
2003 年度に実施された高等学校学習指導要領では、教科「情報」が新設され、必修科目としてすべての高校生が情報教育を受けることになりました。また、中学校では技術・家庭科の「情報とコンピュータ」単元が必修となり、小学校でも総合的な学習の時間や各教科でコンピュータを用いた授業や情報教育が行なわれています。情報教育の重要性があらゆる学校教育において共通に理解され、教科の枠を超えて、情報教育の目標である情報活用能力の育成に力がそそがれています。わたくしも、地域の小中学校と共同して、新しい情報教育のあり方について、実践的な研究を行なっています。主な研究テーマとしては、
初等中等教育における情報教育
下図は、学校図書館のための図書教育支援システムです。このシステムの一部は、豊橋市内の全小中学校に導入されています。
語学教育におけるコンピュータ利用
地域における生涯学習としてのサイエンスカフェ
などがあります。
学生指導にあたっては、学生自身が卒業研究・修士論文テーマを決めることを第一にしています。研究テーマを決めることが一番つらく、一番おもしろいのです。すなわち、研究の醍醐味なのです。教官が研究テーマを与えるような愚は犯さない、と肝に銘じています。