キーワード
3次元復元、ステレオ、画像処理、画像間の対応付け、拡張現実感、パノラマ画像
コンピュータビジョンとは、人間の視覚認識機能を計算機上に実現しようとする研究分野であり、特にカメラ画像からの3次元復元は、ロボットの視覚を始めとして、3次元形状の計測、監視システム、マルチメディア、拡張現実感など、幅広い応用が期待されている。
画像間の高精度な対応付けに関する研究
画像間の対応する箇所を見つけることは、重要な基礎技術の一つであり、その精度は復元した形状に大きく影響を与える。ここでは、繰り返しパターンを持つ物体の画像や内視鏡カメラによる腸管の画像、撮影位置を大きく離して撮影した画像など、対応付けが極めて難しい画像を対象として、よりロバストかつ高精度な対応付けの研究を行っている。
高精度な3次元復元に関する研究
市販のデジタルカメラで撮影された画像のみを使い、簡便かつ高精度に物体の全周形状をコンピュータ内に復元するための研究を行っている。
拡張現実感への応用
コンピュータビジョン技術の応用として、複数台のプロジェクタを用い、部屋の四方の壁にパノラマ全周画像を投影するシステムの開発を行っている。