キーワード
ヒューマン・ロボットインタラクション、ソーシャルなロボット、コミュニケーションの認知科学、学習科学
ヒューマン・ロボットインタラクションの研究
子どもたちの手助けを引き出しながら結果としてゴミを拾い集めてしまう〈ゴミ箱ロボット〉、モジモジしながらティッシュを手渡そうとする〈アイ・ボーンズ〉、一緒に手をつないで歩く〈マコのて〉など、まわりを味方にしながら、一緒に合目的的な行為を組織する〈弱いロボット〉の研究を進めています。
関係論的なコミュニケーションの研究
言葉足らずな発話、非流暢な発話、〈もこもこ音〉などを手掛かりに、聞き手の積極的な解釈や手助けを引き出しながら、ロボットとの豊かなコミュニケーションを生み出す手法を探るとともに、人とロボットとがほぼ同一の身体を共有することで可能となる身体的・原初的なコミュニケーションの研究を進めています。
〈弱いロボット〉概念の社会実装にむけたアプローチ
他の世話をしながら自らも学んでしまうような学びの場のデザイン、他をケアしつつ、自らもケアされるような関係論的なケアの追求、お互いの〈弱さ〉を補いつつ、その〈強み〉を引き出しあうような人とロボットとの共生論の構築など、〈弱いロボット〉概念の社会実装にむけた研究を進めています。